そんな悩みに『「繊細さん」の4つの才能』はお答えしています。
※HSPを知らない方は、こちらの記事を読んでいただくと本記事が理解しやすくなるので、合わせて読んでみてください。
・HSPの“感じる才能”とは?
・エンパス
・インテュイティブ
・ビジョナリー
・エクスプレッシブ
・繊細さの原因に気づく
・マインド・ボディ・メソッド4週間プログラム
・繊細さを癒す技術①
・繊細さを癒す技術②
・スピリチュアルな能力を高める
上記の内容から
本書を読むことで、HSPが持つ「4つの感じる才能」の活かし方を身につけることができます。
・HSPにはどんな強みがあるのか知りたい人
・豊かな感受性をさらに伸ばして生きたい人
・敏感気質を活かした問題解決能力を高めたい人
こういった人に本書はおすすめです。
それではいきましょう。
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目次
『「繊細さん」の4つの才能』について
著者:コートニー・マルケサーニさん
・理学療法士・ヨガインストラクター・ハーバリスト
・総合医療栄養協会の認定ヘルスコーチ
・自身のHSP気質を持っている
著者はこれまでに20年にわたりHSPの研究をされています。
また長年の研究もあって、ハーバード・メディカル・スクールやスタンフォード大学もHSPに関する研究の支援をしてくれているそうです。
このことから、著者はHSPに関して科学的根拠に基づいた非常に深い知識を持たれている方だと言えます。
本書の特徴
特徴は主に2つあります。
特徴①:HSPの4つの才能について学ぶことができる
特徴②:繊細さの癒やし方や伸ばし方を身につけることができる
特徴①:HSPの4つの才能について学ぶことができる
前半の第1章〜第5章では、本書のテーマでもある、
「HSPが持つ4つの才能」について説明がされています。
✓共感力が高すぎるHSP
✓直感力が鋭すぎるHSP
✓視覚力が強すぎるHSP
✓表現力が豊かすぎるHSP など
上記の項目が「HSPの感じる才能」です。
これらを知ることで、HSPの内面の仕組みをよく理解することができるようになります。
特徴②:繊細さの癒やし方や伸ばし方を身につけることができる
後半の第6章〜第9章では、HSPの4つの才能をもとに、
自身の心身の健康をうながす内容となっています。
✓なぜ過敏状態になるのか?
✓どのくらいの刺激なら耐えられるか
✓瞑想・マッサージ
✓サプリメント・ハーブ・食べ物 など
刺激の受けやすさ自体に問題はありませんが、受け取った刺激との付き合い方は重要です。
本書では上記のように原因や対処法を身につけることができるため、
健康を維持しながら、才能をよりよく発揮できるようになる内容となっています。
『「繊細さん」の4つの才能』の学びポイント3選
学びポイント①:HSPの”感覚処理感受性(SPS)“という科学的定義
研究の中で、HSPの科学的に使用される定義を紹介します。
結論、HSPが持つ敏感気質は
「感覚処理感受性(SPS)」
と研究者たちの中では呼ばれています。
具体的には、以下のような意味です。
現代の性格心理学者は、HSPは、脳の器質的特徴によって特別な感覚処理機能を持ち、多くの感覚情報を処理している、としています。
おそらく上記の引用文を読んでも、何を言っているのかわかんないですよね…
ただ、難しく考える必要はありません。
上記の定義を簡単に言ってしまえば
「光の明るさ、音の強さ、他人の感情などの外から入る刺激を受け取りやすい」
ということです。
これを「感覚処理感受性(SPS)」と呼んでいます。
みなさんが考えるHSPのイメージと共通しているのではないでしょうか?
つまり、HSPの定義を専門的に言っただけという感じです。
「なんだ、そんだけのことか」
と思うかもしれませんが、専門用語として呼ばれることには意味があります。
なぜなら、科学的に認められたという証になり、さらに研究が進むからです。
そうすると、HSPに関するいろんなことが、もっとわかるようになっていきます。
例えば、本書では以下のように言っています。
HSP研究によって、オープンマインドな医師たちは、HSPの人たちの脳で活性化している領域に注目し始めました。最近に至っては、SPSと、不安や抑うつ、自閉症、学習障害との因果関係を調べる大規模な実態調査も行われています。道のりはまだ長いですが、これらの有益な研究によって、SPSの理解が進んでいます。
上記のように、HSPはまだまだ研究途上ではありますが、確実に関心は高まっています。そして発展していくはずです。
ぜひ、今後の研究成果に期待をしましょう!
学びポイント②:HSPの4つの才能
ここでは、本書の題名にもある
「HSPの4つの才能」について紹介します。
結論は以下の通りです。
①エンパス(エンパス型HSP)
②インテュイティブ(直感型HSP)
③ビジョナリー(視覚型HSP)
④エクスプレッシブ(表現型HSP)
もちろん個人差はありますが、HSPにはこれらの才能があると本書では言っています。
そして、これらをさらに伸ばしていくことで、自分の武器にすることができるのです。
4つの才能の具体的な内容に関しては、本書から引用して紹介します。
①エンパス(エンパス型HSP)
エンパスは、感情を読みとる能力に長けているため、人に対する思いやりが強いです。(中略)この才能を意識的に伸ばせば、面倒見がよく頼りになる性格と人助けの志が育まれます。
②インテュイティブ(直感型HSP)
インテュイティブは、ものごとの手がかりやサインを感じとって、通常なら見逃されるであろう重要な情報を感知することができます。(中略)ボディランゲージや細かい顔の表情を鋭く読み取れるので、人間関係のバランスを感じとることに長けています。
③ビジョナリー(視覚型HSP)
ビジョナリーは、視覚や視空間認知能力が鋭いため、世界をホログラム映像のようにとらえる、すなわち、多角的な角度から見ることができます。(中略)細かいものごとをとらえるのが得意で、デザイン、イノベーション、想像など、可能性や将来起こり得ることを心に思い描く能力に長けています。
④エクスプレッシブ(表現型HSP)
エクスプレッシブは、非常にクリエイティブで、身のまわりで感じとった美や、喜劇的要素、悲劇的要素を表現するのが得意です。また、大胆な発想や強い感情を、高い芸術性によって伝えます。
以上がHSPが持つ4つの才能です。
これらの才能は、組み合わせたりすることでさらに活かせると本書では言っています。
自分に当てはまると感じた才能は、ぜひこれからも伸ばしていきましょう。
学びポイント③:HSPにおすすめのサプリメント
HSPは自分の気質との付き合い方は重要ですが、
それでも特性として刺激は受けやすくストレスは溜まります。
そして、ストレスが溜まってしまうと正常なホルモン分泌を阻害する可能性があります。
そこで上記に対応するため、体調管理の方法として栄養サプリメントを、本書では提案しています。
理由としては、阻害されたホルモンの補給をしてくれるからです。
つまり、刺激を受けても、また回復できるようになります。
では、どんなサプリメントがいいのか?
本書ではいくつかおすすめのサプリメントを紹介しているので参考にしてみましょう。
◎メラトニン
⇒睡眠周期を調節する
◎マグネシウム
⇒ストレス緩和、筋肉痛軽減
◎イワベンケイ※ハーブ
⇒代謝を高めたり、気分を安定させる
◎GABA
⇒リラックス効果を促す
◎イオン(電解質)
⇒カルシウム、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、リン酸など。神経を正常に機能させてくれる効果がある
以上のサプリメントが体調管理には効果的です。
しかし、ひとつ注意点としてサプリメントはあくまで補助的な役割にすぎません。
必ず用法用量を守って、常識の範囲内で摂取するようにしましょう。
『「繊細さん」の4つの才能』のまとめ
『「繊細さん」の4つの才能』のポイントについてここで、再度まとめておきます。
学びポイント①:HSPの”感覚処理感受性(SPS)“という科学的定義
SPSは「光の明るさ、音の強さ、他人の感情などの外から入る刺激を受け取りやすい」という性質。
学びポイント②:HSPの4つの才能
①エンパス②インテュイティブ③ビジョナリー④エクスプレッシブの4種類がある
学びポイント③:HSPにおすすめのサプリメント
ストレスによって阻害されたホルモンは、自分に合った栄養サプリメント(メラトニン、マグネシウムなど)で補給する
実際の本書には、ここでは紹介しきれなかったすばらしい内容が盛りだくさんです!
気になった方はぜひ読んでみてください。
きっとHSPの敏感気質が「最大の強み」だと納得できるはずです!
今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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