もっと気楽に働きながら生活できるようになりたいな・・・。
そんな悩みに『私はHSPで会社員〜楽に生きるために心掛けている簡単な方法〜』はお答えしています。
※HSPを知らない方は、こちらの記事を読んでいただくと本記事が読みやすくなるので、あわせて読んでみてください。
・なぜHSPは毎日が疲れるのか?
・HSPが楽に生きるための3ステップ
・HSPが快適に過ごすための5つの対策
・HSPの会社員が快適に仕事をする方法
上記の内容から
本書を読むことで、楽な気持ちで自分らしく働けるヒントが見つかります。
・仕事で毎日が疲れが溜まっている人
・会社の人間関係でストレスを抱えている人
・HSPでも気楽に働ける方法を知りたい人
こういった人に本書はおすすめです。
それではいきましょう。
目次
『私はHSPで会社員〜楽に生きるために心掛けている簡単な方法〜』について
著者:西本純子さん
・フルタイムで働く派遣社員
・TwitterやInstagramでHSP向けの情報を発信
・自身もHSP
西本さんは普段は派遣社員として働きながら、様々な発信活動をされています。
以下に西本さんのTwitterやInstagram、stand.fm(音声配信)のリンクを貼っておくので、楽に生きるヒントが知りたい方はぜひチェックしてみてください。
本書の特徴
特徴は主に2つあります。
特徴①:HSPが気楽に生きる方法がわかる
特徴②:HSPが快適に仕事をするヒントが見つかる
特徴①: HSPが気楽に生活する方法がわかる
第1章では「HSPが疲れやすい原因」の基本的なこと学ぶことができます。
そしてその原因に対し、第2章〜第3章では、HSPの人が気持ちよく生きる方法についての解説してくれています。
・HSPであることを受け入れる
・1日1つ片付ける
・自分にとっての刺激、苦手の対象を知る
・スケジュール帳をスカスカにする など
このように、日常的に実践しやすいものばかりなので、とても理解しやすい内容になっています。
特徴②: HSPが快適に仕事をするヒントが見つかる
残りの第4章は、本書のメイントピックでもある、HSPが快適に仕事をするためのヒントが見つかります。
・満員電車で疲れてしまう時の対策方法
・会社の人間関係のストレス対策方法
・仕事が多すぎる場合の2つの対策方法
・働くHSP向けリラックス方法 など
著者の西本さんは先にお伝えしたように、現在も派遣社員として、現役で会社勤めをされてます。
なので、その実体験から対策方法を説明してくれているため、すぐにでも取り組みやすい内容になっています。
『私はHSPで会社員〜楽に生きるために心掛けている簡単な方法〜』の学びポイント3選
学びポイント①:スケジュール帳をスカスカにする
・毎日誰かに会う予定がある
・趣味の予定もたくさん
予定がいっぱいあることは充実してて良いことです。
ただその予定は、本当に望んでいる予定でしょうか?
毎日詰め込まれている予定にヘトヘトになったりしてないでしょうか?
上記に当てはまってしまうHSPの人は、
スケジュール帳をスカスカにする。
つまり、予定を少なくしていくことが良いと本書では言っています。
理由はシンプルで、スケジュール帳に余白ができると心にも余裕ができるようになるからです。
著者の西本さんは過去、誰かに会ったり趣味で予定を埋め尽くす生活をしていたそうですが、そういった生活にかなり疲弊してしまっていたそうです。
以下にその内容を引用します。
当時はスケジュール帳が真っ黒という事、それが幸せだと勘違いしていたんです。
『私にはこんなに友達がいて、合う人がいて、予定があって・・なんて充実しているの!』って思っていたのですが、実は毎日、ヘトヘトになって帰宅していたんですね。
すごく疲れるんだよね・・と、心の本当の声を聞かないようにしていました。
こういった経験から現在は、人に合わせた事、自分が心から楽しめないものは手放すといった考え方に変えているそうです。
そのおかげで、スケジュールにも余白ができ、その余白がとても心地よいと本書の中でお話をされています。
つまり、心に余裕ができるようになったということです。
特に会社員としてフルタイムで働くHSPの人であれば、プライベートの時間が予定だらけになってしまうと、1人で落ち着ける時間が少なります。
もし、予定がいっぱいの毎日に疲れが溜まっているなら、勇気を出して手放し心の余裕を作ってみてはどうでしょうか。
プライベートに関しては心の声を特に大事にして予定を立てたほうがいいのかなと思いました。
学びポイント②:仕事が多すぎる場合の2つの対策方法
同時に仕事を何個も抱えて、パニックになってしまった経験はありますか?
HSPの人はマルチタスクが苦手に感じる人も多いので、どこから手を付ければいいかわからなくなる傾向があります。
また、たださえ自分が忙しい状況のときに突然仕事を頼まれても、相手に気を使い引き受けてしまってさらに仕事が増えてしまうこともあります。
そういった場合は2つの対策
①TODOリスト
②チャンクダウン(『塊を細かくする』という意味)
をすると良いと本書では言っています。
以下にその対策の内容を引用しますので参考にしてみましょう。
対策①:シングルタスクを極める『TODOリスト』を作成する
積んでいる仕事を1つずつ箇条書きにします。
細かい仕事まで書いていきます。
そして、その箇条書きにした業務リストの中で、優先順位が高い順番に並べ替えます。
(私はPCメモ帳機能を使ったりしています)
対策②:チャンクダウンをする
例えば、会議資料を作るというリストがあった場合、
1、書類に必要なデータを集める
2、データのチェックをする
3、チェックしたデータを上司に報告する
4、見出しを作る
5、内容を作る
このように、1つの業務に対して細かい行動を決めて行くんです、
この2つを意識することで、
・頭の中が整理される
・その日の業務の行動が明確になる
こういったメリットがあり、マルチタスクによるパニックから解放されます。
仕事でパニックになりやすい人は、「TODOリスト」や「チャンクダウン」をすぐに仕事で活かしてみましょう。
また、HSPは「会社の人間関係」「働く環境」「通勤の満員電車」などでも苦労をしやすいです。
そのあたりも本書では丁寧に解説してくれているので、続きは実際の本書でぜひ読んで見てくださいね。
僕も前職の営業時代、お客さんを80件くらい持っていたので、毎日マルチタスクで毎日パニックになっていました。
TODOリストやチャンクダウン、冷静に仕事に取り組むためには必須のテクニックだと思いました。
学びポイント③:働くHSP向けリラックス方法
ここは、働くHSP向けのリラックス方法について3つ紹介しています。
①自分が1番心地よかった場所を思い出す
②会社帰りにサードプレイスを探す
③電車で深呼吸をする
HSPの人にとってどれも役立つ内容ですが今回は
「①自分が1番心地よかった場所を思い出す」
をピックアップして紹介します。
結論から言うと、今までの経験で1番良かった場所を思い出すとリラックスできると本書では言っています。
理由としては、HSPの人は五感が豊かなので、良いことも悪いことも含め感じたことが記憶に残りやすいからです。
つまり、この五感を有効活用するとリラックスできるのではないかと著者の西本さんは考えました。
具体的な内容を本書から引用します。
目をつぶって、今まで一番心地よかった場所を思い出します。
素敵な温泉に入った記憶、マッサージされて気持ち良かった記憶、静かなカフェで心地よく過ごした記憶。
あなたはどんな心地よかった記憶がありますか?
思い出して想像して見てくだいね。
とてもリラックスできます。
著者の西本さんは、リラックス法でよく紹介される瞑想を試したことがあるそうなのですが、合わなかったそうです。
そこで別の方法を考えたときにこの方法が思い浮かんだそうです。
気になった方はぜひ一度、西本さんのリラックス法を試してみましょう。
僕も自分の思い出にある場所や景色を思い出すだけで、すごく明るい気持ちになれます。
個人的には1日の終わりにこの方法を試してみたら気持ちよく眠れそうだなって思いました。
『私はHSPで会社員〜楽に生きるために心掛けている簡単な方法〜』のまとめ
『私はHSPで会社員〜楽に生きるために心掛けている簡単な方法〜』のポイントについてここで、再度まとめておきます。
学びポイント①:スケジュール帳をスカスカにする
スケジュール帳に余白ができると、心にも余裕ができるようになる。
学びポイント②:仕事が多すぎる場合の2つの対策方法
「TODOリスト」と「チャンクダウン」で業務を整理することで、落ちついて仕事に取り組めるようになる
学びポイント③:働くHSP向けリラックス方法
今までの経験で1番良かった場所を思い出すとリラックスできるようになる
実際の本書には、ここでは紹介しきれなかったすばらしい内容が盛りだくさんなので、気になった方はぜひ読んでみてください。
きっと今日からすぐに気持ちよくお仕事ができるようになるはずです!
今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。