そんな悩みに『とても傷つきやすい人が無神経な人に悩ませされずに生きる方法』はお答えしています。
※HSPを知らない方は、こちらの記事を読んでいただくと本記事が理解しやすくなるので、合わせて読んでみてください。
・「傷つきやすい」には理由がある
・傷つく前に「距離をとる」
・無神経なひと言から心を守る
・自分らしく生きていく幸せ
上記の内容から
本書を読むことで、傷つきやすい人が無神経な人との付き合い方がわかり人間関係を改善することができます。
・他の人よりも傷つきやすいと感じている人
・どうして傷つきやすいのか原因を知りたい人
・無神経な人との上手に付き合う方法を身につけたい人
こういった人に本書はおすすめです。
それではいきましょう。
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目次
『とても傷つきやすい人が無神経な人に悩ませされずに生きる方法』について
著者:みさきじゅりさん
note『HSP専門キャリアコンサルタント みさきじゅり プロフィール』より引用
・HSP専門キャリアコンサルタント
・毎月のべ数十名のセッションをおこなっている
・自身もナイーブな感受性と好奇心の旺盛さをあわせ持つ「刺激追及型」HSP
みさきじゅりさんは、HSPの提唱者である※エレイン・アーロン博士の「専門家認定プログラム」を日本人で初めて修了しています。まさにHSP研究の第一人者から認められた、信頼と実績のあるHSP専門のキャリアコンサルタントです。
「HSP専門キャリアコンサルティング」を受けたみたい方は、みさきじゅりさんのウェブサイトからぜひチェックしてみてくださいね。
⇒HSP専門キャリア&ライフコンサルティング
本書の特徴
特徴は主に3つあります。
特徴①:傷つきやすさの原因と付き合う方法がわかる
特徴②:無神経な人との関わり方のヒントが見つかる
特徴③:傷つきやすい人の自分らしく生きる心構えが身につく
特徴①:傷つきやすさの原因と付き合う方法がわかる
そもそもどうして傷つきやすいのか、理由を考えたことはあるでしょうか?
本書の第1章と第2章では、上記の疑問を解消するための内容になっています。
✔HSPかもしれない
✔心が傷つくパターンを理解する
✔円を描いて距離をあらわしてみる
✔自分の世界に浸って安心感を感じよう など
こういった内容から、傷つきやすい理由をしっかり理解することができます。
また、理由だけでなく解決策も一緒に提案してくれているので、自分との付き合い方もこれまで以上に上手になることができるはずです。
特徴②:無神経な人との関わり方のヒントが見つかる
第3章では、傷つきやすい人が苦手としている「無神経な人」との関わり方を見つけることができます。
✔こんな言葉に傷つけられていませんか?
✔私を否定された気がする→「考えすぎなんだよ!」
✔ていねいに、正確にやろうとしているのに→「完璧主義だよね」
✔私なんていないほうがいいの?→「あんたバカなんじゃないの?」 など
おそらく傷つきやすい人であれば、上記の言葉に共感した人も多いはずです。
本書では他にもいろんな言葉を紹介しているので、無神経な人の言葉の対応策を確実に見つけることができるようになっています。
特徴③:傷つきやすい人の自分らしく生きる心構えが身につく
最後の第4章では、傷つきやすい人が「自分らしく」生きるための心構えを身につけることができます。
✔心が安心で満たされる魔法の言葉
✔がんばりすぎているときに→「何とかしなくちゃ、と必死だったんだね」
✔心のシャッターがカーテンに変わる→「どんなことが気になるの?」
✔ていねいさを理解してもらえた→「よくがんばったね!」 など
このように傷つきやすさは決して悪いことだけではありません。長所もあります。
つまり上記の内容を読めば、傷つきやすさのメリットも理解でき、これからも「今のままの自分らしさ」を大切にした生き方ができるような内容になっています。
『とても傷つきやすい人が無神経な人に悩ませされずに生きる方法』の学びポイント3選
学びポイント①:心が傷つくパターンを理解する
傷つきやすい人は、傷ついたときの心の反応が複雑で、様々なパターンがあると本書では言っています。
なぜなら、感受性が高く常に高感度のアンテナを張りめぐらしているからです。
具体的には本書で以下のように言っています。
傷つきやすい人は、自分の周りにいつも高感度のアンテナを張りめぐらしています。緊張が強く、辺りを警戒している場合や、無意識に周囲の情報を拾っている場合もあります。五感で感じとる情報、特に、他の人の様子にまつわる情報を広くかつ細かく拾い続けています。
つまり感受性が高いと、無意識にいろんな情報をキャッチしてしまうので、反応も複雑になるということです。
では具体的にどんな反応があるのか?
本書では以下の6つのパターンがあると言っています。
【心の反応パターン】
①自分と相手の気持ちが混ざってしまう
②「私が何とかしなくちゃ」と思ってしまう
③高圧的な相手に逆らえない
④人は傷つけると思いこんでいる
⑤周りと話がかみ合わない
⑥親しい人から距離を置かれてしまう
このようにいろんな反応パターンがあるので、それぞれに対策をしていく必要があります。
実際の本書では、それぞれのパターンにあった解説とアドバイスがあるので、当てはまるものがあった人は、ぜひ手にとって解決策を見つけてみましょう。
学びポイント②:距離は“あなた”からとっていい
傷つきやすい人は、人との距離を取るのが苦手とする傾向があります。たとえそれが自分を傷つけてくる人だとしても。
なぜなら、相手に気を使い躊躇してしまうからです。
実際に本書では以下のように言っています。
物理的、そして心理的距離をとることに罪悪感を抱く人もいます。
「距離をとるなんて、相手やいろんな人の迷惑になるからできない」と踏みとどまってしまうのです。
傷つきやすい人はこのように考えてしまいます。
これは優しさからくる考え方ですが、少し改善する必要があります。そうすれば、どんな人とでも適切に距離を取れるようなると本書では言っています。
ではどうすればいいのか?
それは
「自分にいごこちよい距離を保つ」
これを実践することで、人間関係がぐっと楽になります。
そこで上記を実践するためには、以下のように自分自身に伝えるといいと本書では言っているので、実践してみましょう。
「必ず距離はとるんだ」
「距離は自分の意思で調整していい」
このようにおだやかに自分に伝えてみましょう。
物理的距離と心の距離。この2つの距離をいごこちよい状態に保つほど、傷ついてしまっても早く回復できるようになります。
人間関係は相手の気持ちを尊重することも大切ですが、自分の気持ちを優先することも同じくらい大切です。
うまく距離感をとれていない人は、ぜひ上記のような言葉を自分に優しく伝えてあげてみてくださいね。
学びポイント③:あなたにしかない長所がたくさんあります
傷つきやすい人は感受性が強い人が多く、それをマイナスに捉えがちです。しかし、これ自体は短所ではありません。
本書では強い感受性は、自分自身に向けることで長所にすることができると言っています。
そこで、本書では具体的に2つの長所を紹介しています。
以下に本書の内容を引用します。
長所①:大きな目標に向かって努力を積める
傷つきやすい人には、優しくていねいに接する細やかな感性と、人や周りを気にかける思いやりがあります。自分の一方的な考えで行動するよりも、みんなの役割や分担を頭に入れつつ、自分のやるべきことをこなし、その先の未来も見据えています。よき未来のために、みんなの気持ちや考えに注意を払いながら、できるだけ問題なく大きな目標に向かおうと考える力を持っています。
長所②:いろいろな人と、平和にやっていきたいと願っている
傷つきやすい人は、どんな人にもおだやかで平和な日々が訪れることをいつも願っています。実は、無神経な人ともおだやかに平和につきあっていけたらいいのに、と思っているのです。(後略)
どうでしょうか?
傷つきやすいからこそ、
・相手を思いやる気持ちを持てる
・どんな人とでも仲良くしていきたい気持ちがある
こういったすてきな長所があります。
つまり、とっても優しい心の持ち主ということです。
傷つきやすさも裏を返せば長所になります。
傷つきやすい人は、ぜひその長所を大切にしてこれからも伸ばしていきましょう。
『とても傷つきやすい人が無神経な人に悩ませされずに生きる方法』のまとめ
『とても傷つきやすい人が無神経な人に悩ませされずに生きる方法』のポイントについてここで、再度まとめておきます。
学びポイント①:心が傷つくパターンを理解する
傷つきやすい人は6つ心の反応パターンがある
学びポイント②:距離は“あなた”からとっていい
自分からいごこちよい距離を保つことによって人間関係が楽になる
学びポイント③:あなたにしかない長所がたくさんあります
傷つきやすい人の強い感受性は、自分自身に向けることで長所を見つけることができるようになる
実際の本書には、ここでは紹介しきれなかったすばらしい内容が盛りだくさんです!気になった方はぜひ読んでみてください。
きっと傷つきやすくても、ありままの自分で良好な人間関係が築けるようになるはずです!
今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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