そんな悩みに『HSPがホッとする7つの道具箱』はお答えしています。
※HSPを知らない方は、こちらの記事を読んでいただくと本記事が理解しやすくなるので、合わせて読んでみてください。
・マインドフルネス・ヴィパッサナー瞑想
・呼吸に集中する・サマタ瞑想
・フォーカシング
・朝晩のアフォメーション・書くエクササイズ
・ありがとうのエクササズ
・感情に名前をつけてみるワーク
・やさしい樹のイメージワーク
上記の内容から
本書を読むことで、HSP気質を持つあなたを癒やす方法について知ることができます。
・HSP気質によってストレスを感じてしまっている人
・HSP気質とうまく付き合えるようになりたい人
・HSP気質を活かすための実践的なワークを知りたい人
こういった人に本書はおすすめです。
それではいきましょう。
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目次
『HSPがホッとする7つの道具箱』について
著者:三浦純さん
・心理カウンセラー
・オンラインカウンセリング専門コンサルタント
・幼稚園教諭免許、介護福祉士等の資格も取得している
また三浦さんは、HSP提唱者であるエレイン・N・アーロン博士の「認定専門家プログラム」を修了された、HSPに精通した心理カウンセラーさんです。
三浦さんの公式サイトでは随時カウンセリングの予約ができるので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
本書の特徴
特徴は主に2つあります。
特徴①:自分に合った癒やしの方法を見つけることができる
特徴②:7つのワークシートをダウンロードできる
特徴①:自分に合った癒やしの方法を見つけることができる
本書は章ごとに1つのワークを紹介しており、7章まであります。
つまり、すべて読むことで7つのワークについて理解することができます。
✔マインドフルネス・ヴィパッサナー瞑想
✔呼吸に集中する・サマタ瞑想
✔フォーカシング
✔朝晩のアフォメーション・書くエクササイズ
✔ありがとうのエクササズ
✔感情に名前をつけてみるワーク
✔やさしい樹のイメージワーク
上記7つのワークは、著者の三浦さんが実際のカウンセリングで使用しているものです。
そのため、実践することでかなり効果の期待できるワークだと言えます。
特徴②:7つのワークシートをダウンロードできる
本書では7つのワークを知るだけでなく、日々の生活で実践してもらうことを大切にしています。
このことから、購入者には特典としてワークシートをダウンロードすることができます。
実際に本書の巻末には
✔ダウンロード用のURL
✔ダウンロード用のパスワード
の案内があります。
ダウンロードしてみると、PDFファイルで13ページ分もあるため、かなり豊富な内容です。
そのため本書を参照しながら、ワークシートを活用するのが効果的だと言えるでしょう。
『HSPがホッとする7つの道具箱』の学びポイント3選
学びポイント①:フォーカシング
フォーカシングとは
「身体の声に気づき、心を癒やしていくプロセス」
であると本書では言っています。
これは、ユージン・ジェンドリン教授という方が発見した「身体的な気づき」のことです。
HSPの人は、あらゆる刺激を受けやすいことから、ストレスを溜めやすく身体に悪影響を及ぼしてしまう傾向があります。
そのため、フォーカシングを使い身体の声に意識を向けることによって、リラックスさせることができます。
イメージとしては「言葉にならない感覚」と対話するような感じです。
具体的な方法は本書から引用して説明します。
その対話であなた自身はその声の聴き役に回ります。身体の内側でモヤモヤした何かを感じるとか。胃の辺りがざわざわする感じとか、胸がギュッと締め付けられる感じ。このような感覚を「フェルトセンス(意味を持った身体感覚)」と呼んでいます。
この「内なる声」に耳を傾けていくことで、心も身体もひとつのものとして自分を全体の感覚を感じることができます。
上記をまとめると、
フォーカシングは、フェルトセンス(意味を持った身体感覚)に意識を向け、尊重してあげることが大切ということです。
そうすることで、身体の感覚を受け入れられ、嫌な感情も減り心がおだやかになっていきます。
この方法には特に持ち物はいりません。リラックスできる場所さえあればどこでも大丈夫です(公園のベンチ、家のソファなど)。
本書ではさらに詳しく解説してくれているので、ストレスによって何かしらの身体症状が出ている人はぜひ実践してみましょう。
学びポイント②:朝晩のアフォメーション
アフォメーションとは一言で言うと
「肯定的な問いを潜在意識に投げかけること」
と本書では言っています。
HSPの人には、敏感な気質に対してマイナスイメージを持っている人も中にはいます。
そのため、アフォメーションを行うことで、そのマイナスな考え方を改善することができるのです。
具体的な方法としては、毎朝と毎晩に下記の質問に対して自分の答えを考えてみましょう。
【ポイント】
※すべての質問をやる必要はありません。自分の気になったものを1つだけで選んで答えるだけで大丈夫です。
※考えた言葉を実際の文字に起こしてみましょう。紙に書くか、スマホのメモ機能でも大丈夫です。
【毎朝のアフォメーション】
【1】私はどんなことをしたら幸せを感じるのか?
【2】私が誇りに思っていることは?
【3】私が癒やされることは何だろう?
【4】私の人生の恩人は誰だろう?
【5】私が楽しいと思えることはどんなことだろう?
【6】私が愛を注げるものは何だろう?
【7】私が感謝を伝えたい人は誰だろう?【毎晩のアフォメーション】
【1】今日は何ができただろうか?
【2】今日、新しく発見したことは何だろうか?
【3】今日、新しく学べたことは何だろうか?
【4】今日1日の中でホッとしたときはどんなことだったか?
【5】今日、誰かの手伝いをしたときはどんなことだろうか?
【6】今日、自分が感じた心の変化はどんなことがあったか?
【7】今日未来の投資として行ったことはどんなことだろうか?
読んでわかるとおり、肯定的な質問がばかりですよね。
このことから、考え方も肯定的になっていき心の変化や気づきの変化を感じられると本書では言っています。
目安としては1週間くらいで効果が出てくるそうなので、気になった人はぜひ取り組んでみてくださいね。
学びポイント③:感情に名前をつけてみるワーク
いきなり結論ですが、HSPの人は自分に表れる感情に名前をつけてみることが有効だと本書では言っています。
なぜなら、HSPの人は感受性が豊かで気づかないうちにいろんな感情に振り回されているからです。
そのため、「感情に名前をつけるワーク」を行うことによって客観的に自分を見られるようになります。
特にマイナス感情は、本来の自分らしさとは違う可能性もあるので、それに気がつくきっかけにもなるのです。
具体例としては、以下のように名前をつけてみましょう。
本書から引用して紹介します。
悲しみの感情には「悲しみちゃん」怒りの感情には「怒りんぼくん」などといった感じです。(中略)恐怖心には「オドオドちゃん」怠けの感情には「サボりん」などどうでしょうか?ユーモアを意識するとより親しみ深い感情になります。
少し恥ずかしいかもしれませんが、上記のように馴染みやすい名前をつけるといいそうです。
そして、これらの感情を書き出してみると
どのような状況・場面・人に対して感じる感情なのか
を把握できるようになると本書では言っています。
実際に、著者のカウンセリングでこのワークを受けた人は自分の感情について
「感情と同一化しないようになった」
「友達のように感じて、過ごすことができるようになった」
「さまざまな感情を認めることができるようになった」
このような意見をいただいているそうです。
HSP気質と上手に付き合えるようになりたい人はぜひ試してみましょう。
『HSPがホッとする7つの道具箱』のまとめ
『HSPがホッとする7つの道具箱』のポイントについてここで、再度まとめておきます。
学びポイント①:フォーカシング
身体の声に傾けることによって、心を癒やすことができる
学びポイント②:朝晩のアフォメーション
肯定的な問いを文字に起こすことによって、心の変化や気づきの変化を得ることができる
学びポイント③:感情に名前をつけてみるワーク
感情に名前をつけることによって、客観的に自分を見られるようになる
実際の本書には、ここでは紹介しきれなかったすばらしい内容が盛りだくさんです!気になった方はぜひ読んでみてください。
きっとあなたがもつHSP気質と上手に付き合えるようになるはずです!
今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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