こんな自分にも強みとか才能があればいいのにな・・・
そんな悩みに『HSPの生きづらさ攻略本』はお答えしています。
※HSPを知らない方は、こちらの記事を読んでいただくと本記事が読みやすくなるので、あわせて読んでみてください。
・HSPってハンディなの?
・HSPは武器になる
・HSPには無限のパターンがある
・HSPの鎧を脱ぎ、武器に持ち替える
・HSPの情報処理能力は経験値で倍ヶになる!
・感覚や感受性の武器は、磨けばもっと強くなる
・自分に入り込む感情エネルギーに「結果」を張る
・直感で動き、理屈を後付けして進行する
・「隠れ家」と「秘密基地」を持つHSPは強い
・HSPに適したステージとは
上記の内容から
本書を読むことで、HSP気質のポジティブな面に目を向けられるようになります。
・HSP気質のネガティブな面ばかり見てしまう人
・HSPの才能や武器を発見したい人
・HSPとして自分らしく生きられるようになりたい人
こういった人に本書はおすすめです。
前向きな発想を身につけたいHSPの人にはぜひ1度は読んで頂きたい1冊です!
それではいきましょう。
目次
『HSPの生きづらさ攻略本』について
著者:夏野新さん
note│夏野新 より引用
・子育てや心理の分野を中心に活動するフリーライター
・メンタル心理カウンセラー資格保持
・自身もHSP
また夏野さん自身、過去にうつ病・適応障害・PTSDなどメンタル疾患の診断を受けた経験があるそうです。
現在はそういった自身の経験も活かしながら、フリーライターとしてご活躍されています。
夏野さんが執筆されている記事はこちらのnoteからご覧ください。
⇒ note│夏野新
本書の特徴
特徴は主に2つあります。
特徴①:HSP気質のパターンや傾向がわかる
特徴②:HSP気質の才能や特性から武器にする方法がわかる
特徴①: HSP気質のパターンや傾向がわかる
第1章から第4章では、HSP気質によく現れるパターンや傾向について学ぶことができます。
・HSPだから生きづらいのではなく、少数派だから生きづらい
・内向型と外向型の基礎知識
・HSPは環境次第で輝ける など
このようなHSP気質について学ぶことで、自分自身の理解を深めることができるようになります。
特徴②: HSP気質の才能や特性から武器にする方法がわかる
第5章から第10章では、第HSP気質を武器にする方法を身につけることができます。
・進む道順を「最初の直感」で決めることで、深い情報処理能力は武器になる!
・五感への刺激を無視せず、利用する
・HSP気質のネガティブ思考も、実は武器 など
このような内容から、HSP気質の才能がわかり使いこなせるようになります。
『HSPの生きづらさ攻略本』の学びポイント3選
学びポイント①:HSPは引き出しを増やせばもっと強くなる!
HPSの4大特性DOESのひとつに「Depths of processing(=深く処理する)」という特性があります。
これは情報処理能力が高いという長所です。
ここが結論ですが、この情報処理能力を最大限活かすとHSPの人はより良く生きることができるようになると本書では言っています。
なぜなら、情報処理能力を育てると、1の情報を×5にも×10にもできるからです。
つまり、少しの情報から多くの可能性を導き出すことができるようになります。
具体的な方法として本書では
「知識」や「経験」を増やす
こういったことが大切と言っています。
そして「知識」や「経験」が豊富になると、HSPの計算、理解力はさらに広がります。
「引き出し」のようなイメージだそうです。
以下に、引き出しのイメージについて本書の内容を引用します。
1の情報が入力された瞬間に、自分が座っているデスクの引き出しがすべてばっと開きます。そして、すべて開いた引き出しの中から、必要な情報を一瞬にしてピックアップして、ひとつの結論が導き出すのです。この素早い情報処理から導き出される結論が「直感」です。あなたの中でピンと来たひらめきは、今まで得てきた知識と経験から材料にしているのです。
どうでしょうか?
「知識」や「経験」を増やすと最終的に直感力まで養われるということがわかります。
ただ、HSPの人には慎重になりすぎてチャンスを逃してしまうこともあります。
なので、まずは「行動」に移すことをためらわない意識を持って、積極的に自分の「知識」や「経験」を増やしていきましょう。
そうすれば、さらに情報処理能力に磨きがかかり大きな武器になるはずです。
知識や経験に関しては、すぐに増やせるものでもないのでコツコツ積み上げて、自分の直感力を磨きたいと思います。
とりあえず今は「ブログ」や「精神保健福祉士の資格取得」に注力して知識や経験を増やします。
学びポイント②:「HSPだから」の理屈は、直感を肯定するときにだけ使う
HSPの4大特性DOES「Sensitive to Subtlestimuli(=ささいな刺激を察知する)についての内容です。
これはかんたんに言うとHSPの人には「優れた直感力がある」ということです。
そして、自分の人生を楽しむにはこの優れた「直感」で動き「理屈」で納得していくことが大切だと本書では言っています。
また、HSPの人はこの直感に対する理屈を考えるのも実は得意です。
理由は、学びポイント①でもお話しましたが、情報処理能力が高いためポジティブな可能性を考えられるからです。
流れとしては、直感に従った決断を後押しするために後から理屈をつけるようにします。
【「直感」で動き「理屈」で納得する考え方】
①まず直感を受け止める
「これやってみたい!」「これならできるかも!」という直感を受け止める
②理屈で自分を納得させる
「だって私は〇〇が得意だから」というポジティブな理屈で直感を肯定する
このような順番を意識すると、直感を理屈で肯定し、迷わず一歩を踏み出すことができるようになります。
ただ、何でもかんでも直感を理屈で肯定しまうのも過度なストレスの原因になるかもしれません。
そういうときは
・疲れを感じたら休むように気をつける
・自分に合わない場所に無理に馴染もうとしない
こういった日常でできる小さな調節や予防はしっかりして自己管理をしていきましょう。
きっと無理せず、HSPの特性がすべて武器として活かすとことができるようになるはずです。
不安だらけでしたが「実行力」と「危機管理能力」だけはあったのでその理屈で直感に従ったら、本当に行くことができました。
ポジティブな理屈を考える力は「本当にやりたいことを本当に実現する力」なのかなと本書を読んで感じました。
学びポイント③:自分だけの拠点となる「隠れ家」
HSPには様々な才能や武器はありますが、それでも傷つきやすかったり、悩んだり、疲れを感じやすかったりと弱点はあります。
原因としては、日常的に過剰な刺激を受けてしまうからです。
そういう場合は、自分の拠点となる隠れ家が必要だと本書では言っています。
隠れ家を作ることで、外部の刺激や情報を遮断し、感覚器官を休めることができるようになります。
では具体的にどういう場所を隠れ家にすればいいのでしょうか?
以下に隠れ家となる場所を本書から引用します。
音が静かで、照明も少し落とした場所、素足になって寝転べるような場所・・・自分を解放できる空間ならどんな場所でもいいでしょう。
具体的な場所というよりは空間が大事ということがわかります。
また、物理的な場所でなくても、インターネットやSNSなどに居場所を作ることでもいいそうです。
あくまで「自分を解放できる空間」といったところを意識して探してみましょう。
そうすることで、思う存分心身を休められる隠れ家が見つかるはずです。
具体的には一人暮らしですかね。
過去にHSPの人が一人暮らしをする魅力について記事を書いたので、気になった方はそちらもあわせて読んでみてくだい。
https://hspshoten.com/tsubuyaki-2/
『HSPの生きづらさ攻略本』のまとめ
『HSPの生きづらさ攻略本』のポイントについてここで、再度まとめておきます。
学びポイント①: HSPは引き出しを増やせばもっと強くなる!
情報処理能力を育てると、少しの情報から多くの可能性を導き出すことができるようになる
学びポイント②:「HSPだから」の理屈は、直感を肯定するときにだけ使う
直感を理屈で肯定すると、迷わず一歩を踏み出すことができるようになる
学びポイント③:自分だけの拠点となる「隠れ家」
隠れ家を作ることで、外部の刺激や情報を遮断し、感覚器官を休めることができるようなる
実際の本書には、ここでは紹介しきれなかったすばらしい内容が盛りだくさんなので、気になった方はぜひ読んでみてください。
きっと繊細な感性はハンディではなく才能へと変化していくはずです!
今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。