そんな悩みに『「繊細さん」の本』はお答えしています。
繊細さんがラクになれる基本
毎日のストレスを防ぐカンタンなワザ
人間関係をラクにする技術
肩の力を抜いてのびのび働く技術
繊細さんが自分を活かす技術
上記の内容から
繊細でストレスを感じやすい人が繊細な感性を大切にしたままラクに生きる方法
を知ることができます。
そもそも繊細でストレス感じやすい人は、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)と呼ばれる、気質を持っていると言われています。
※HSPの基礎知識について知りたい人はこちらの記事を読んでいただくと理解が深まるので、合わせて読んでみてください。
繊細さん(HSP)について知りたい人
繊細な自分と上手く付き合っていく技術を身につけたい人
仕事や人間関係、日常生活で繊細さを活かしたい人
こういった人に本書はおすすめです。
繊細な自分を受け入れることは、すごく心が救われたような気持になります。
本書を読めばあなたが短所として生きづらさを感じていた「繊細な気質」が、むしろ長所として活かすことができるので、繊細である自分のことがきっと好きになり、幸せになる方法が見つかるはずです。
それではいきましょう。
目次
「繊細さん」の本について
著者:武田友紀さん
・日本でも数少ないHSP専門カウンセラー
・これまで600名以上の「繊細さん」とのカウンセリング実績あり
・武田さん自身もHSP当事者
また、著者の武田さんは「繊細さん(HSP)の専門家」として、様々なメディアにも出演されているので、「繊細さん(HSP)」の概要を日本で認知させたとてもすごい方です。
本書の特徴
本書ではこのHSPという心理学の概念について、HSPという硬い言葉をそのまま使うのではなく、著者の武田さんが親しみの意味を込めて「繊細さん」と呼んでいます。
また愛着のあるイラストを使用して「繊細さん」について丁寧に説明がされているので、非常に読みやすく、1つ1つの内容に共感しながら読むことができます。
きっとそう思うはずです。
また本書は、さまざまなメディアでも紹介されているので
HSP関連の本では1番有名と言っても過言ではありません!
【地上波】
・世界一受けたい授業(日本テレビ)
・ワイドナショー(富士テレビ)
【YouTube】
・中田敦彦のYouTube大学
・ロンブーチャンネル
メディア実績からもわかるように、この本書がきっかけでHSPという言葉が日本でも一気に広がっていきました。
『「繊細さん」の本』の学びポイント3選
学びポイント①:繊細さんはもっと自分を大切にしていい
「繊細さん」はつい相手を優先させてしまい、自分のことを後回しにしてしまいます。
その理由は、
相手の気持ちに共感できる能力が、人一倍優れているので、相手のちょっとした仕草や言葉のニュアンス、声のトーンをキャッチし相手が何を望んでいるのか、どうしたいのかを気づくことができるからです。
その結果、相手に合わせた発言や行動になってしまうので、自分の思いや意見が言えなくなってします。
これは決して悪いことではありませんが、
「気づいたことに半自動的に対応し、振り回されている」ということになるので、繊細さん本人もストレスを溜めてしまい疲弊してしまいます。
では、どうすれば良いのか?
それは、
自分には意見があることに気づくこと
これが大事であると本書では言っています。
繊細さんは、相手を優先させてしまっているだけで、ちゃんと自分の意見を持っています。
したがって、この自分の意見に気づきそれを伝えていくことが
繊細さんが元気に生きていくための第一歩となります。
そう思う繊細さんもいるかもしれません。
大丈夫です。
繊細さんは良心的な人が多いので、相手を思いやる気持ちは忘れません。
なので、繊細さんが元気に生きるには、
「こんなわがままでいいのかな」と思うぐらい積極艇に自分を優先していきましょう。
学びポイント②:繊細さんは自分を出すほど人間関係がラクになる
人間関係の構造は「表に出している自分」に合う人が集まってくる、という事実があると本書では言っています。
しかし、繊細さんは相手を優先してしまう、思いやりのある人たちが多いので、つい相手に合わせた「殻」にかぶってしまい、結果その「殻」に合う人たちが集まって本来の自分じゃない自分で生活し、生きづらさを感じている場合があります。
本書では対処法として
素の自分を出す
これが重要であると言っています。
そうすることで
こんな感じで自然体なあなたを好きな人が集まってくるようになると言っています。
そして、自分に合う人が集まってラクに生きることができるようになります。
また具体的な仲間を集める方法なども紹介されてるので参考にしてみて下さい。
①「いいな」と思うお店に行く
(例)ごはん屋さん、バー、カフェ、雑貨店など
⇒自分がいいなと思う場所には、似た感性の人が集まる
②ゆるやかなイベントに参加する
(例)心理学講座、ヨガ、絵画教室、劇団など
⇒心や体について学ぶ場所や自分の内面を表現する場に繊細さんは集まりやすい
③「いいな」と思う人のまわりを探す
(例)自分の好きなTwitter、Facebook、Instagram、ブログなどにコメントをしている人
⇒自分と感性や価値観、生き方に共通点がある人が集まる
④SNSで発信する
(例)自分のすきなもの、思ったこと、感じたことなど
⇒あなたの思いや感性に惹かれた人と繋がれる可能性がある
学びポイント③:繊細さんは苦手を克服するのではなく得意を活かす
仕事では、苦手の克服よりも得意を活かすのがおすすめと本書では言っています。
得意の見つけ方としては
・自分の得意なことを書き出す
・仕事で使うにはどうすればいいか
この2点を考えると良いです。
そうすれば自然と楽しく努力ができ、努力ができれば成果も出るのでやる気がでるという好循環を作り出すことができます。
また、本書では
繊細さんが充実感を感じながら幸せに働くためには3つの条件があると言っています。
①想い-やりたいこと、いいなと思えること
②強み―得意なこと
③環境―職場環境や労働条件
そして、この3つが全て当てはまるものが適職であると言っています。
③の職場環境や労働条件は会社が決めることなので、自分の意思だけでは難しいところもありますが、①やりたいことや②得意なことに関しては自分と向き合う中で発見できると思うので、考えて見る価値はすごくあると思います。
2021年4月から専門学校に通い、資格を取得します。そして資格取得後、③職場環境や労働条件の良い場所で働くことができたら、正に「適職」で働くというところが実現できそうです!
『「繊細さん」の本』のまとめ
『「繊細さん」の本』のポイントについてここで、再度まとめておきます。
学びポイント①:繊細さんは繊細な自分をもっと大切にしていい
→繊細さんが元気に生きるには、「こんなわがままでいいのかな」と思うぐらい積極的に自分を優先する
学びポイント②:繊細さんは自分を出すほど人間関係がラクになる
→素の自分を出すことで、自然体なあなたを好きな人が集まる
学びポイント③:繊細さんは苦手を克服するのではなく得意を活かす
→想い、強み、環境の3つが重なる場所で仕事をすると、充実感を感じながら幸せに働くことができる
今回、紹介した内容は管理人タチが印象に残ったほんの少しの内容を抜粋しただけですので、他にもすべての繊細さんにとって役に立つ情報がたくさん載っています。
また、現在置かれている環境や仕事によって学べることも変わってくると思いますので、気になった人はぜひ読んでみて下さい。
本書読んだ後にはきっとすばらしい繊細なあなたに出会えるはずです!
以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。